Thursday, 25 April 2024

大麻の嗜好品使用合法化:YES

大麻の嗜好品使用合法化:YES

チャージャーズ新スタジアム:NO

2016年11月10日


11月8日に大統領選と同時に実施された住民投票で、大麻の嗜好品使用の合法化を求めた 「州提案64」 が承認された。

これまでにアラスカ、ワシントン、オレゴン、コロラドの4州と首都ワシントンが嗜好品としての使用を認めており、今回の住民投票により西海岸全域で合法化が決定したことになる。

大型スーパーマーケット、薬局、酒店などでの「使い捨てプラスチック製レジ袋」 の使用禁止を求める「州提案67」 も賛成多数で承認された。

SD市では今年の夏に同様の条例案が議決されており、SD郡内ではソラナビーチ、エンシニータス、デルマー、オーシャンサイドの各自治体が条例化している。

NFLチャージャーズの新スタジアムをダウンタウンに建設する是非を問う「地方提案C」は、承認に必要な66.7%の賛成に遠く及ばず、賛成43%、反対57%で否決された。

この提案では、スタジアム建設の財源の一部としてホテル使用税アップが含まれていた (増税を問う住民投票の可決ラインは2/3の得票)。

これにより、チャージャーズがSD残留の第1条件としていた「ダウンタウン・スタジアム」 建設は白紙に戻り、今後の市側との交渉再開を踏まえて、チームは来年1月15日までにSD残留あるいはLA移転の決断を迫られる。


(2016年12月1日号掲載)