野球殿堂入りマッコビー氏死去
521本塁打、パドレスでもプレー
2018年11月2日
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米大リーグ、サンフランシスコ・ジャイアンツは10月31日、通算521本塁打で米国野球殿堂入りしたウィリー・マッコビー氏が闘病の末に死去したと発表した。
80歳。
1959年にジャイアンツでメジャーデビューを果たし、ナ・リーグの新人王に輝いた。
ウィリー・メイズとともに中心選手として活躍し、1968年から2年連続で本塁打、打点の2冠に輝き、1969年には最優秀選手に選ばれた。
通算成績は打率2割7分、1,555打点だった。
マッコビー氏は左投げ/左打ちの一塁手として22年間の現役生活を送り、1974年から1976年シーズン途中までパドレスに在籍した。
チームとしての成績は振るわなかったが、ネイト・コルバート (内野手)、デーブ・ウィンフィールド (外野手) などの人気選手と肩を並べ、移籍初年の1974年にはパドレス球団史上初の観客動員100万人達成の原動力となった。
*写真はジャイアンツの本拠地 AT&T パークに建てられたマッコビー氏の像
(2018年11月16日号掲載)