SD沖で海軍ヘリ墜落 5人死亡、原因特定できず

2021年9月8日

サンディエゴ沖で8月31日午後4時30分頃、ニミッツ級空母エイブラハム・リンカーン (USS CVN-72) 搭載のヘリコプター「MH-60Sシーホークが墜落し乗員1人が救助され、水兵5人が死亡した事故について、米海軍が9月4日に公開した海軍安全センターの安全報告書 (全28ページ) で詳細を伝えた。

地元メディアが報じた。

報告によると、MH-60Sシーホークが空母に着陸する際、メインローター (主回転翼) が飛行甲板に衝突して横方向に振動が発生し、機体が海中に落下したという。

海軍と沿岸警備隊が墜落後に行方不明となった水兵5人の捜索・救出活動を続けていたが、海軍は9月4日に5名の死亡を宣言した。

元海軍安全センターの航空機事故調査官/航空機安全の専門家マシュー・ロビンソン氏は、今回の墜落事故は、機械の故障、整備不良、パイロットの判断ミス、海中での空母の動き、さらには風の状態など、複数の要因によって引き起こされた可能性があると指摘しており、原因の特定には至っていない。

*写真は、サンディエゴ沖に墜落したMH-60Sシーホーク・ヘリの同型機


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(2021年9月16号掲載)