Thursday, 26 December 2024

SDオープン、日系のナカシマ優勝 錦織圭、股関節痛で今年も欠場

2022年10月6日

男子テニス「ATP250 サンディエゴオープン」の決勝戦で、第5シードの地元出身、ブランドンナカシマ (米国・21歳) が第3シードのマルコス・ギロン (米国・29歳) を6-4、6-4のストレートで制し、ツアー初優勝を飾った。

それまでナカシマはツアーで2回決勝に出ているが、タイトル獲得には一歩及ばなかった。


試合後、ナカシマは「地元での初タイトル獲得なんて、夢を見ているようで信じられない。
観戦に来てくれた人たちが会場の雰囲気を盛り上げてくれた。感謝したい」と喜びを語った。

準優勝のギロンは今回がツアー初の決勝進出だった。


出場を予定していた錦織圭 (ユニクロ) は1月に受けた手術後に股関節痛再発し、2年連続でサンディエゴ・オープンを欠場

10月5日に東京都内で行われたイベントにオンラインで出席し、年内に復帰できるかは不透明であることを明らかにした。

今後、米国やカナダでの下部ツアーへ出場を検討しているが「どうなるかは自分でも分からない。今年全く出られない可能性もあり、模索中」と語った。


患部を庇 (かば) うことで他の箇所にも痛みが出ている状態。

復帰を焦ることで「メンタルが疲れてしまい、最近は (気持ちの) アップダウンがすごく多い」とも述べた。


錦織は昨年10月を最後にツアー大会に出場しておらず、10月3日開幕の「楽天ジャパン・オープン」も欠場した。


*イラストはイメージ


(2022年10月16日号掲載)