2022年6月5日
サンディエゴ郡空港公団 (SDCRAA) は、6月5日から2024年末まで、SD国際空港の第1ターミナル (T1) の新築計画に基づく大規模な工事が行われるため、エアライン利用者に向けて、付設駐車場を使用する際の注意を呼びかけている。この夏、SD国際空港の駐車スペースは大幅に縮小される。
SDCRAAによると、第1ターミナルの駐車場閉鎖準備は6月5日に開始され、6月15日以降、ターミナル1の駐車場は全面的に使用不可となる。
駐車中の全車両は6月14日までに退出しなければならない。
SDCRAAは空港利用者に対し、事前に www.san.org/Parking で利用可能な空港内駐車場の予約を取る、サンディエゴ・フライヤー (*注) などの公共交通機関を利用する、個人的に送迎を受ける、などの方法を対策として推奨している。
6月15日にはT1駐車場と地上交通機関の乗り場をつなぐ歩道橋も閉鎖され、横断歩道がそれに代わる。
最終的には、全交通機関の出入りを容易にする空港内連結システムの改善、交通量を緩和する空港内道路の新設、複数の地上交通機関を取り扱うパーキングプラザの建設を実現する。
「新T1」建設の目的は、搭乗ゲートを30まで増設、飲食店、ニューススタンド、ギフト店、各種小売店の新増設、保安検査場のレーン拡張など、顧客に対する便益を格段に向上させることにある。
同計画が予定通りに進めば、最初の19ゲートは2025年7月に使用可能となり、その後、残り11ゲートの建設に着手する。
プロジェクトの完成は2028年6月を見込んでいる。
*注) SD国際空港とオールド・タウン・トランジットセンターを結ぶ無料の電気シャトルバス。ターミナル1、ターミナル2に停車する。
(2022年6月16日号掲載)