2020年9月8日
9月に入り米西部は厳しい暑さに見舞われ、米メディアによると、ロサンゼルスで6日、観測史上最高となる気温121℉ (49.4℃) を記録した。電力需給が逼迫し、ガーセッティ市長は過剰な使用を控えるよう住民に呼びかけた。
サンディエゴ郡も猛暑に見舞われ、6日に郡内各地で観測史上最高気温を記録。
エスコンディド115℉ (46.1℃)、ビスタ107℉ (41.7℃)、チュラビスタ102℉ (38.9℃)、サンディエゴ100℉ (37.8℃)、オーシャンサイド85℉ (29.4℃)、山間部ではパロマー山98℉ (36.7℃)、アンザ=ボレゴ州立砂漠公園に隣接するボレゴスプリングズで117℉ (47.2℃) をマークした。
熱波の到来により、カリフォルニア州ではエアコンのフル稼働などで電力需要が高まったが、急激な電力不足には至らず、州内を巡回する計画停電はどうにか回避できた。
カリフォルニア州では8月16日にデスバレーで130℉ (54.4℃) を観測するなど、8月から厳しい猛暑が続いた。
(2020年10月1日号掲載)