2021年10月6日
ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、米国で新型コロナウイルス感染による死者が10月1日、累計70万人を超えた。累計感染者は約4,360万人で、いずれも世界最多。
ワクチン接種を1回も受けていない人の間で感染が広がっており、接種率の伸び悩みが問題となっている。
全米の死者が60万人を超えたのは6月15日で、3か月半で10万人増えた。
米疾病対策センター (CDC) によると、ワクチン接種の対象となっている12歳以上のうち、24%は1回も接種を受けていない。
感染力が強いデルタ株の流行を背景に、9月下旬には65歳以上の高齢者らに3回目接種が始まった。
AP通信はワシントン大の推計として、年末までにさらに約10万人が死亡し、累計死者数は77万6,000人に達する可能性があるとしている。
CNNテレビは9月20日、新型コロナウイルスによる米国の死者数が、1918年を中心に流行したスペイン風邪の死者数約67万5,000人を上回ったと伝えた。
スペイン風邪流行時の米国の人口は現在の約3分の1だった。
米医薬品大手メルクなどは10月1日、開発中の新型コロナウイルス感染症の飲み薬について、患者の入院や死亡リスクを半減させる効果がみられたとの臨床試験結果を発表した。
米国内での緊急使用許可の申請を急ぐとともに、世界各地でも製造販売承認の取得を目指したいとしている。
開発中の薬は「モルヌピラビル」。
点滴など医療関係者の関与が必要だった従来の薬とは異なり、自宅で服用できるため、医療機関の負荷が軽減されるとの期待もある。
サンディエゴ郡保健福祉課が10月6日に発表した最新データによると、SD郡内では482万回以上のワクチン接種が行われており、248万人 (対象となる郡民の88.7%) が少なくとも1回の接種を受けている。
ワクチンを完全に接種した郡民は223万人以上で、これは郡の適格人口の79.4%にあたる。
データによると、パンデミックが始まって以来、SD郡の累計患者数は359,537人、死亡者数は4,104人となった。
新型コロナ感染で8月9日から10月3日の間に男性26名、女性12名の38人が死亡している。
80歳以上6人、70歳代9人、60歳代9人、50歳代7人、40歳代7人だった。
このうち8人がワクチン接種を完了 (2回) しており、30人が不完全接種者だった。
過去30日間のCovid-19による入院者数は293人。
285人が完全接種者、8人が不完全接種者だった。
10月第2週と9月第3週の統計を比較すると、SD郡内の死亡率 (1.1%) とICU搬送率 (0.5%) は横ばい状態にあるが、入院率 (4.9%) は0.1%低下しており、郡全域において重症化傾向に歯止めが掛かっていると言える。
SD郡内のワクチン接種場所と受付時間は coronavirus-sd.com/vaccine。
(2021年10月16日号掲載)