Thursday, 03 April 2025

地質調査所 (USGS)、南カリフォルニアに誤情報を発信 ソルトン・シーでマグニチュード4.6の地震発生せず

3/19/2025

米国地質調査所 (USGS) は3月14日、カリフォルニア州南部のソルトンシー (Salton Sea) でマグニチュード4.6の地震が発生したという誤りの警報を発信した。実際に地震は確認されていなかった。

USGSの報告には震源地や影響範囲の詳細が含まれていたが、複数のメディアが報道した後、USGSはこの情報を削除した。現地で取材した記者によると、ボンベイ・ベイ地区の店舗では揺れを感じた者はおらず、地震があれば大きな影響があったはずだという。

USGSの広報担当者ポール・ラウステン氏は「システムのテスト中に誤って警報が発信された」と説明し、「その時間、その深さで地震は発生しておらず、調査を進めている」と述べた。同氏によれば、通常、地震情報は自動で処理された後、人間が確認するが、今回のように情報が削除されるのは極めて稀 (まれ) な事態という。

USGSは2月にトランプ政権の大規模な人員削減の影響を受け、西海岸の広報担当者の多くが解雇され、問い合わせ先の多くが使用不能となった。さらに、米下院自然資源委員会の民主党議員らが34箇所のUSGS測量事務所が閉鎖予定であると公表した。
同委員会のジャレッド・ハフマン議員は「USGSの多くの施設は地震や火山活動の監視に不可欠であり、現場に拠点を置く必要がある」と批判している。

USGSの報告によると、ソルトン・シーのボンベイ・ビーチ近郊が震源とされ、深さは約8キロメートル、震央はボンベイ・ビーチの南南東14キロメートル地点とされた。しかし、これらの情報はすべて誤りだった。