2021年6月27日
大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手 (26) は6月18日、オールスター戦 (7月13日/デンバー・クアーズフィールド) 前日恒例の本塁打競争に出場することが決まった。
日本選手では初めて、メジャーで先発登板した選手としても初となる。
大谷選手は本拠地アナハイムのエンゼルスタジアムで記者会見し「ワクワクしているし、楽しみ。誰よりも遠くまで飛ばせるように頑張りたい」と意気込んだ。
今季はア・リーグ2位の25本塁打 (6月27日現在) で、打率2割7分7厘、59打点。
オールスター戦の先発出場野手を決めるファン投票第1回中間発表ではア・リーグ指名打者部門のトップに立つ。
投手ではここまで3勝1敗、防御率2.70で、球宴では投打「二刀流」での出場も注目される。
本塁打競争は1985年に始まり、近年は8人での争いで優勝賞金は100万ドル (約1億1,000万円)。
昨年は新型コロナウイルスの影響でオールスター戦とともに中止。
今年の開催地クアーズフィールドは高地で打球が飛びやすいとされる。
大谷と本塁打王を争うゲレロ Jr. (ブルージェイズ) は公式戦後半に向けてリフレッシュするため、本塁打競争には出場しない。
*写真はMLBオールスター戦の開催球場となるクアーズフィールド
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(2021年7月1号掲載)