渋谷 昌治
英語講師 1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。 1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。 1976年 「ショージ英会話教室」を開校。 ご質問、ご連絡はこちらまで |
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wishを使った仮定法過去 |
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「~ならいいのになあ」という現在の実現不可能な願望を表す「wish」 を使った仮定法過去の公式は次の通りです。 主語+wish+(that)+主語+動詞の過去形(be 動詞はwereを使う)〜. 大事なことは、that 節の動詞は過去形を使っていますが、その内容が、 現在の事実に反する願望であるということです。
例えば、次の文では、自分が今あまり背が高くないというのが現在の事実であり、その事実に反した願望を表しています。 I wish (that) I were taller. (もっと背が高ければいいのになあ。)
次の文では、自分が今十分なお金を持っていないことがわかります。 I wish I had more money. (もっとお金があればいいのになあ。)
では、練習しましょう。 次の文を英語に訳して下さい。
問題: 1. 私が男ならいいのになあ。 2. もっと英語が流暢に話すことができればいいのになあ。 3. 私に娘がいればいいのになあ。 4. 答えを知っていればいいのになあ。
正解: 1. I wish I were a man. 2. I wish I could speak English fluently. 3. I wish I had a daughter. 4. I wish I knew the answer. |
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(2020年4月16日号掲載) |