The Hidson River School
ハドソンリバー派の画家たち
アメリカ大自然への最大的賛美
写実性を特徴とする牧歌的作風
19世紀中頃に米国で誕生したハドソン・リバー派は、欧州で興隆したロマン主義の影響を深く受けた米人画家グループが広めた美術潮流。
彼らのテーマはアメリカ大自然と人々との平和的共存。最大限の賛美を込めて描かれた風景は微細にわたる写実性を特徴としており、強調された牧歌的な作風からは「神の顕現」 をも感じさせる。
ハドソン・リバー派の創始者、トマス・コール (1801-48) はハドソン川流域の秋の景色に魅せられた人物で、ニューヨーク州の山岳地帯を題材にした作品が多い。
LOS ANGELES COUNTY MUSEUM OF ART, 5905 Wilshire Blvd., Los Angeles
phone: 323-857-6000 (I)
6/7 (日) まで
$25 (一般)、17歳以下無料
www.lacma.org
(2015年2月1日号掲載)