Saturday, 20 April 2024

カリフォルニアの自生植物

 固有植物の美しさを伝える写真展 絶滅の危機に瀕する希少種の保護を

 

California Blooming
展示中
San Diego Natural History Museum
https://bit.ly/34T78q1
 

カリフォルニアの美しさの象徴であるワイルドフラワーを35枚以上の写真で紹介。

CA州は固有植物種が多く、世界でも珍しく生育条件が満たされている地域。

植物の多様性を視覚的に調査し、気候変動や人的影響が自生種に及ぼす影響を解説する。

ワイルドフラワーは、カリフォルニアの美しい自然景観の王冠のような存在だ。

しかし、気候変動やその他の人間による環境への影響は、ワイルドフラワーとそれに依存する生命を脅かしている。

カリフォルニアの見事な植物景観を捉えたのは自然保護写真家のニタ・ウィンターとロブ・バジャー。

サンフランシスコのベイエリアを拠点とするニタ・ウィンターとロブ・バジャーは、30年以上にわたり、自然界の超越した美しさを画像に収めてきた。

彼らの作品は、大英自然史博物館、アメリカンフォト、ニューヨークタイムズ、サンセット、ワシントンポストなど、数多くのギャラリーや出版物で紹介されている。

カリフォルニアポピーやゴールドフィールドが広がる風景、ゴーストフラワーやデザートリリーのクローズアップ、写真家による撮影の舞台裏などが紹介されている。

この写真展は、ワイルドフラワーの美しさを讃えると同時に、気候変動が地域の動植物に与える影響を伝える「警告展」の意味を持つ。

来場者は豊かなビジュアルを通して、都市化、伐採、外来種の侵入などで希少種が絶滅の危機に晒されている現実を知ることになる。

行政の具体的な環境政策が待たれる。

◼︎ チケット:
大人 $22
シニア (62歳以上)、学生/軍関係者 (ID要) $18
ユース (3-17) $12
小人 (2歳以下) 無料
ミュージアムゲストパス及びASTCトラベルパスポートプログラム 常設展無料・映画$5