Saturday, 07 September 2024

じゃじゃ馬ならし

 暴れ馬のような女を調教できる男は? シェイクスピアの傑作喜劇を現代的に

 

The Taming of the Shrew
2022/6/5 (日) ~ 7/10 (日)
Old Globe Theatre
https://bit.ly/38tI4L9

 

ストーリー

イタリアのパデュアの資産家バプティスタにはふたりの美しい娘がいたが、姉のカタリーナはとんでもない跳ねっ返りのじゃじゃ馬娘。

しとやかな妹のビアンカには求婚者が次々とやってくるが、父親のバプティスタは姉の嫁ぎ先が決まるまでは妹の結婚を許さないと宣言する。

そこへやってきた豪放磊落な変わり者ペトルーキオ。

多額の持参金さえあれば多少のじゃじゃ馬でも構わないという彼は、反発するカタリーナと強引に結婚し、じゃじゃ馬ならしを始める。

一方で、美しい妹のビアンカに一目ぼれしたルーセンシオ。

他の求婚者たちを出し抜いて、ビアンカ獲得作戦に乗り出すが・・・シェイクスピア初期の痛快喜劇。

 

コール・ポーターはこの作品をもとにミュージカル"Kiss me, Kate"を書いた。

*シェイクスピアの戯曲ではペトルーキオはカタリーナの名前を崩してわざと「ケイト」と呼び彼女を怒らせる。

そしてわめきちらす彼女の口を無理矢理接吻でふさいでしまうのだ。その後何度か「Kiss me, Kate」という台詞が作中で効果的に使われている。


登場人物

Katharina(カタリーナ、キャサリン) .... Baptistaの長女。じゃじゃ馬娘。
Petruchio (ペトルーキオ) .... じゃじゃ馬Katharinaに求婚し妻にする。ベローナ出身
Baptista (バプティスタ) .... パデュアの資産家。カタリーナとビアンカの父
Bianca (ビアンカ) .... バプティスタの次女。カタリーナの妹
Lucentio (ルーセンシオ) .... 大商人ヴィンセンシオの息子。ビアンカに一目ぼれ。
Tranio (トラニオ) .... Lucentioの従者
Biondello (ビオンデロ) .... ルーセンシオの従者
Vincentio (ヴィンセンシオ) .... 大商人。ルーセンシオの父親。
Grumio (グルミオ) .... ビアンカの求婚者
Hortensio (ホーテンシオ) .... ビアンカの求婚者だったが諦めて未亡人と結婚。ペトルキオの友人
The Widow (未亡人) .... ホーテンシオと結婚する
Gremio (グレミオ)
The Priest(司祭)
Pedant (学者)
Tailor (仕立て屋)
Haberdasher (小間物商)
Nathaniel (ナサニエル) .... ペトルキオの従者
Philip (フィリップ) .... ペトルキオの従者
Gregory (グレゴリー) .... ペトルキオの従者
Curtis (カーティス) .... ペトルキオの従者
Philip (カーティス) .... ペトルキオのいとこ

 

■Awards
1967年 米アカデミー賞2部門ノミネート
美術監督・装置賞、衣裳デザイン賞

1968年 英アカデミー賞2部門ノミネート
Best British Actor(Richard Burton)、Best British Actress(Elizabeth Taylor)

1968年 ゴールデン・グローブ賞2部門ノミネート
Best Motion Picture - Musical/Comedy
Best Motion Picture Actor - Musical/Comedy(Richard Burton)

 

チケット:現在、予約販売のみ。シーズンパッケージの購入はこちらから。https://bit.ly/3uyzpQt