Thursday, 21 November 2024

2024年/お正月

 

星占いで読み解く新年の世相。2024年11月20日に冥王星が宝瓶宮へ順行し、約240年続く “水瓶座の時代” が本格的に始まる。占星術上の大転換期。国家主義から人道主義へ。権威から個性へ。プロの米人占術家の表現を借りると「独裁強権の残滓 (亡霊) から博愛主義の嚆矢 (黎明) へ」。すぐにパラダイスは来ない。人間の意識の大転換は安寧の中では実現しない。それは人類史が証明している。「大災害、パンデミック、ジェノサイドを経験したじゃないか!」と反論されそうだが、決定的なカタストロフィーは起きていない (恐ろしいことを言うなぁ。SSって何様?)。240年の巨大フレームの中で、2024年はどんな1年になる? 前半は既成概念を取り払う絶好機。投資・蓄財プランを見直す決断は吉 (金牛宮木星 SXt 双魚宮土星)。6月以降は、旧知の仲間よりも、新たな知人・団体・組織と関わることが吉。明確な自分自身のテーマを確立した「心の断捨離」が幸運を招く (双子宮木星 TRi 宝瓶宮冥王星/SXt 双魚宮土星)。人間の1万倍強!のニューロン数を持つASI (超人工知能) も急速に進化 (金牛宮木星 SXt → COj 天王星)。AIこそが自己実現を成功させる強力な武器となる。ラッキーカラーはピンク基調。パントン社発表の流行色もピーチファズ。当たるも八卦、当たらぬも八卦。皆さんに幸あれ! (SS)
blue_line932
▽皆さま、明けましておめでとうございます。1987年に誕生した 『ゆうゆう』は多くの方々に支えられて、お陰さまで創刊37周年を迎えることができました。これもひとえに皆さまのご支援の賜物と、心より感謝いたします。▽新型コロナウイルスが収束して初めて迎えるお正月。会いたい人に会える。行きたいところに行ける。共に笑い、美味しい食事を楽しむことができる今こそ、ありふれた日常がいかに特別で、奇跡的なものであるかを改めて感じています。失って初めて、その大切さを学びました。▽2024年は辰年です。辰は十二支の中で唯一の空想上の生き物であり、古来より権力と縁起の良さの象徴とされてきました。準備してきたことが実を結んで、恵みをもたらす年回りと言われています。▽今年は4年に1度のアメリカの大統領選があります。そして、夏のオリンピックが開催されます。どんな感動に出会えるか、ワクワクドキドキ、バクバクしながら応援したいと思います。▽陽光に包まれた America's Finest City サンディエゴで 「優々」と働き、「遊々」と楽しみ、「悠々」と生きる。そんなライフスタイルを応援できるよう、今年も、地元日系社会に根差した様々な話題を丁寧にお届けし、皆さまの生活を豊かにするお手伝いをしたいと思います。改めて、本年も『ゆうゆう』をよろしくお願いいたします。(NS)
blue_line932
明けましておめでとうございます。皆さまにとって新しい年が良い一年になりますように。日本を離れて2X年。日本のお正月が懐かしい。実家に住んでいた頃は、それこそ日本の一般的な年末年始を過ごしていた。大晦日は母と妹と大掃除を済ませた後、買い物に出かける。父母用に年越しそば、そして私と妹用にうどんを買って帰る。年越しのテレビ番組 (紅白歌合戦や仮装大賞) を見て、除夜の鐘を聞きながら就寝。元日の朝は家族と年始の挨拶をした後、お雑煮、お節の朝食を食べてから初詣でに行く。次に年賀状をチェックして、親戚の家に挨拶に寄って帰り、後は自宅でのんびりしたり、初売りを見に行ったり、子供の頃は外で遊んだりしていた。アメリカのお正月はカウントダウンが終わったら、それでおしまい。11月半ばからずっとホリデーシーズンでワクワクしていたのに、それも幕切れになる。街のデコレーションやクリスマスツリーもなくなるし、とても淋しい。せめて、1月の1週目くらいまではお正月気分でいたいのに、アメリカでは早々と1月2日から学校や仕事が始まり、日常に戻される。いつか年末年始に里帰りして、子供たちにも日本のお正月を体験してもらいたい。 (YA)
blue_line932
suzuko-san
まずは私の故郷、広島県福山市から「皆様、2024年、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします」。私は故郷に暮らす姉夫婦の家で新年を迎えている。大晦日には年越しそば (例年、姉の家では鰊=にしん=そば)を食べて年を越し、新年になればお雑煮とおせち料理、お屠蘇で年明けを祝うといった、日本では当たり前の光景に接するようになったのは、ここ10年くらい。それまでは新年2日目から仕事という、いわゆる正月気分には浸れない、味気ないアメリカでの正月を過ごしていたのが「そうだ、新春はやっぱり日本だぁ~」と思い直し、いつしか日本での年越しが恒例となった。友達の中には両親も他界して、日本では居場所がなくなったと嘆いているのに、いつも私を暖かく迎えてくれる姉の存在は、本当にありがたい。母が早逝してからは、年の離れた姉が勝手に母親役を買って出て、実母よろしく、私を頭ごなしに押さえつける彼女の言動が疎ましく感じられた時期もあった。一時帰国しても、故郷に立ち寄らない私にしびれを切らして、旅先の伊豆まで足を運んできたことも。姉には一生頭が上がらないくらいお世話になっているのは事実。そんな姉も今年の5月には81歳になり、年々衰えていく姿がそこに。姉が元気なうちに、せっせと「福山詣で」に勤しもうと誓う2024年。 (Belle)
blue_line932
jinnno-san
昨年は、元旦に実家に集まった人数が異常に増えた。その理由は、板前を職業とする姉の旦那様が寿司桶「大」を、3つ、(あ、よだれ・・笑) 、と、トラフグ (!!!) の、ふぐ刺し (薄くて青い柄の皿が透けて見えるヤツ) を大皿2枚、、と、ふぐ皮、、と、生の白子、、(激ウマ・・食べない子供たちにはあげないヤツ、日本酒が進んでしまうヤツ)、と、ふぐ鍋、、そしてふぐ雑炊を、、えっと、誰だっけ 笑? そうそう、姉の旦那が持ってくるとのアナウンスがあったから! 社会人になって一度も来たことのない兄の娘りさ子まで現れた 笑。わたしを含む大人たちは、並ぶ料理を眺めながら、料理人に拍手喝采 笑。明けましておめでとう、の前に、ふーぐ♪ ふーぐ♪ と大合唱してた 笑。 わたしもお正月に貢献した方がいいよねと、手作りのトルティーヤタコスを振る舞った 笑。これじゃ、あまりにも外人扱いされるから 笑、さらに福袋も! トレーダー・ジョーズの紙袋にお菓子やらを詰め込んだ。目玉の当選品は、野球場のプロモでゲットしたエンゼルス時代の Ohtani さん野球帽! 当たった友達の子は飛び上がって喜んで、その場で被って、そのまま帰った 笑。2024年は「赤い17番」でなく「青い17番」のグッズを福袋に入れたら、喜ばれること間違いないでしょう!(プロモの日を狙わねば! 笑)。(りさ子と彩雲と那月と満星が姪)
blue_line932
「お正月にやってはいけないこと」があるらしい。①掃除、洗濯。お正月に掃除をすると、福を携えて訪ねてくれた年神様を追い払ってしまうとか。洗濯や、トイレ、浴室、キッチンなどの掃除も、神様を水で洗い流してしまう意味があるという。②刃物の使用、煮炊き。三が日に刃物を使わなければ、この一年は無病息災に過ごせるという言い伝えがあるようだ。火を使う煮炊きも、灰汁が出る=悪が出る=という意味合いもあり、お正月には好ましくないらしい。③喧嘩をする。お正月に喧嘩をしてしまうと、新年早々、悪運を呼び込んでしまうからNGとか。④お金を使う。元日に出費すると、その年は浪費する年回りになると言われているらしい。それにしても、こんなにお正月にしてはいけないことがあったとは! 普通に掃除や洗濯をしてたけれど、神様を追い払いまくってたワケね・・。煮物なんかも作っていた。何も考えず、元旦から買いたいものを買っていたし。お正月に料理をしないのは、三が日くらい、世のお母さんたちを家事労働から休ませてあげるためと思っていた。考えてみれば、私自身もお正月に休むため、年末に忙しく労働していたような気もする。それが良いのか悪いのか。ともかく、家族で楽しく幸せなお正月が迎えられれば、何もをしてもOKと思う。2024年も良い年になりますように。(SU)

(2024年1月1日号に掲載)