2020年10月8日
「2020 SDアジアン 映画祭=SDAFF」が10月23日~31日に開催される。
長編ドラマを中心に24か国から出展された最新映画は125作品を超える。
21回目の開催となる今年は、新型コロナ感染拡大の影響で、従来の会場開催ではなく、ストリーム配信による自宅上映を基本とした「デジタル映画祭」にフォーマットを変えた。
作品は時間軸で配信され、受信者はどこでも順次再生が可能。
作品群は9つのテーマ :「スペシャル プレゼンテーション」「アジア系米人パノラマ」「サロゲート バレンティン3部作」「アジアポップ!」「マスターズ」「ジャ ジャンクー (中国の映画監督) 3部作」「インビジブル ウェーブズ」「アフターライフ」「ショーツ」に分類されている。
シングルチケット:$8〜$12。
各種パス:$149〜。
作品の多くは受信者の居住地に関わりなく配信されるが、CA州またはSD郡内の在住者に限定される作品もある。
配信日時が確定しており、受信者は制限時間内に鑑賞を終わらせる必要がある。
上映予定の主な邦画は次の通り:『前田建設ファンタジー営業部』 (2020 / 監督:英勉)、『生きちゃった』 (2020 / 監督:石井裕也』、『すばらしき世界』 (2020 / 監督:西川美和)、『有村架純の撮休』 (2020 / 監督:是枝裕和)、『火口のふたり』 (2019 / 監督:荒井晴彦) 他。
著名な映画関係者が参加し、出展作品から最優秀賞を選出する「アワーズ ガーラ」のライブ (11/1・日)、50回以上のパネルディスカッション/質疑応答 (ライブ&事前収録) などもストリーム配信される。
「ドライブ=イン シアター 特別上映会 (10/24・土 & 10/25・日 7pm / 会場:Zion Market / $40) も予定されている。
*上映スケジュールなど、詳細は sdaff.org/2020/
*本誌掲載広告参照
『前田建設ファンタジー営業部』
© 前田建設/Team F
©ダイナミック企画・東映アニメーション
(2020年10月16日号掲載)