ワクチン接種の効力は長期的? SDの感染症専門家も肯定

2021年7月1日

新型コロナウイルスの再流行を警戒するあまり、ブースターショット (再度の追加接種) を求めるという必要性は、もしかしたら低いかもしれない。

国際的な週刊科学ジャーナルとして権威のある総合学術雑誌 nature に掲載された研究論文によると、ファイザー社とモデルナ社の mRNAワクチン (人工ウイルスを細胞に入れて免疫反応を起こすワクチン) は、2度目の接種が完了した場合、Covid-19に対して何年も防御できる可能性があり、その後の追加接種は不要かもしれないという。

地元メディアが報じた。

サンディエゴの医療機関「ファミリー・ヘルス・センターズ」の感染症専門家クリスチャン・レイマーズ博士は「基本的な見解として、一般人が今後、(Covid-19ワクチンの) 追加接種を必要としなくなる方向に進みそうだ」と述べた上で、「高齢者や免疫力の低下した人など、時間の経過とともに反応が鈍くなると思われる人は、むしろ積極的に投与追加を選択すべき」としている。

レイマーズ氏によると、今回の研究では、ウイルスを撃退する抗体を作る細胞を調査した結果、参加者が完全にワクチンを接種してから少なくとも12週間後に発見されたという。

「確認された細胞は非常に “長持ちする細胞” であり、長期的に効力が持続する可能性がある」と話している。


(2021年7月16号掲載)