2022年9月24日
サンディエゴ郡東部の農村地区ハムールで9月21日、1頭の若い馬が民家の水無しプールに嵌 (は) まり、満足な動きが取れずに、必死にもがいている姿を飼い主が目撃した。
馬の名はショッカー。
飼い主はショッカーが這 (は) い上がれるようにスロープを作ろうとしたが、単独で救出することは
できなかった。
地元メディアが伝えた。
連絡を受けたサンディエゴ郡の動物福祉局は、サンディエゴ動物愛護協会 (SDHS) の緊急対応チームに救助の支援を要請する。
駆けつけたチームは水のない空のプールに集合し、馬を持ち上げる救助用の三脚を設置。
SDHSによると、作業中はショッカーの視界を制限し、落ち着かせるために、ポニーの頭に保護用のヘルメットを装着したという。
救出作業が続けられる中、ショッカーが状況に問題なく対応しているか、現場にはフィジカルとメンタルの両面から見守る
獣医師が待機していた。
あるテレビ局は「ちょっと羽目を外してしまった “やんちゃなポニー”」 という意味で、”This pony may have been horsing around a little too much.” という表現を使った。
馬の救出劇は約3時間に及んだ。
負傷もなく、乾いたプールから出てきたショッカーは牧草を美味しそうに食べていた。
*写真はイメージ
(2022年10月16日号掲載)