2021年10月4日
男子テニス世界ランキング53位の錦織圭 (日清食品) が9月28日、ATPツアー公式戦のサンディエゴ・オープン (9月27日~10月3日、オーシャンビーチのバーンズ・テニスセンターで開催) を腰の負傷を理由に出場を取りやめた。28日のシングルス1回戦で元世界1位のアンディ・マリー (英国) と対戦する予定だった。
2017年の全仏オープン (グランドスラム) 以来約4年ぶりとなるマリーとの対戦は実現しなかった。
決勝では、第2シードのキャスパー・ルード (ノルウェー/世界ランク10位) がノーシードから勝ち上がったキャメロン・ノリー (英国/世界ランク28位) を6-0 6-2と圧倒。
ルードはATPツアー最多となる今季5勝目を挙げ、タイトル数でトップに立った。
錦織が出場する次の大会は、インディアンウェルズ (リバーサイド郡パームスプリングズ近郊) で10月7日に開幕するBNPバリバ・オープン (ATPマスターズ1,000)。
男子シングルスの組み合わせが発表され、錦織は初戦で予選勝者との対戦が決定している。
この大会には日本人3選手が参戦する。
(2021年10月16日号掲載)