移民親子分離で賠償訴訟へ
SD 連邦地裁が拘束差し止め
2019年10月4日
米人権団体の全米市民自由連合 (ACLU) は12月3日、 トランプ政権が強行した不法移民親子の分離拘束で、数千 人の家族が精神的苦痛を負ったと主張。政権を相手取り、 損害賠償を求める訴えをアリゾナ州トゥーソンの連邦地裁 で起こした。
訴状に損害賠償額は盛り込まれていないが、米メディア によると、ACLU は別の訴訟で政権に求めている一家族 当たり約300万ドル ( 約3億2000万円) の被害額を想定 しているとみられている。
ACLU は、政権は移民の人権を侵していると非難した。
政権は昨年春、不法移民の分離拘束を強行。
国内外で 強い批判が起こり、サンディエゴの連邦地裁も一時差し止 めの仮処分命令を出した。
トランプ大統領も大統領令で撤回を指示したが、ACLU は「政権は不法入国の移民らへの見せしめ」として国境地 帯で親子分離を続けていると主張。
7月末には900人以 上の子どもが親と離れ離れの状態だと主張し、やめさせる よう裁判所に申し立てを行った。
訴状に損害賠償額は盛り込まれていないが、米メディア によると、ACLU は別の訴訟で政権に求めている一家族 当たり約300万ドル ( 約3億2000万円) の被害額を想定 しているとみられている。
ACLU は、政権は移民の人権を侵していると非難した。
政権は昨年春、不法移民の分離拘束を強行。
国内外で 強い批判が起こり、サンディエゴの連邦地裁も一時差し止 めの仮処分命令を出した。
トランプ大統領も大統領令で撤回を指示したが、ACLU は「政権は不法入国の移民らへの見せしめ」として国境地 帯で親子分離を続けていると主張。
7月末には900人以 上の子どもが親と離れ離れの状態だと主張し、やめさせる よう裁判所に申し立てを行った。
(2019年10月16日号掲載)