SD郡内の新型コロナ感染者急増 … 再び制限措置

 

レストラン内での飲食禁止、バー、映画館閉鎖など

2020年7月7日

サンディエゴ郡当局は7月6日、郡内の新型コロナ感染者数が6月下旬〜独立記念日の週末にかけて急増傾向を示したことから、感染危険度の高い屋内ビジネスを対象に、7月7日から28日まで最低3週間の営業停止命を出した。

制限措置導入の主な内容は:

レストラン内での飲食禁止。屋外・パティオでの食事(オーダー10pmまで/滞在11pmまで)、テイクアウト、ドライブスルー、デリバリーは可。

バー、ナイトクラブを閉鎖。

家族向け娯楽ビジネス(映画館、バッティングセンター、ボーリング場など)の閉鎖。

博物館・美術館、カードルーム、ワイナリー、動物園の再開制限。*6月20日に再オープンしたサンディエゴ動物園、サファリパークは7月7日現在、安全対策を万全にした上で営業中。

医療機関、グローサリーストアはエッセンシャル ビジネスとして屋内での治療・営業可。

経済活動再開後、COVID-19の感染拡大を懸念したニューサム州知事は7月1日、特に状況が悪化して監視を強めている19郡に対し、屋内ビジネスの一部を再閉鎖するよう指示を出した。
 
*先月再オープンが許可された美容室、理容室、タトゥパーラー、スポーツジム、ネイルサロンなどの屋内ビジネス、非必須部門のオフィスはニューサム知事からの再閉鎖要請があるまで有効。

7月6日にSD郡も州政府の警戒リストに加えられ、郡当局が制限措置の再導入に踏み切った。

7月7日現在、州内58郡のうち約4割に当たる23郡がリストに上っている。


経済活動再開宣言の撤回は地元の飲食業界への打撃が大きい。

フォールコナーSD市長は市内の飲食店経営者に対し、屋内スペースに代わる隣接歩道や付設駐車場を申請許可なしで食事場所として利用できる行政命令を発令する用意があると語った

7月7日現在、SD郡内の新型コロナ感染状況は次の通り。

5月は1日当たりの新規感染者数が概ね100人を下回っていたが、経済活動復帰後の6月は100人台から200人台に増加。下旬には300人〜400人台へと急増し、独立記念日の週末に500人を突破した (7月2日=584人)。


SD郡保健福祉課によると、7月7日の郡内感染者は合計17,578人、入院者1,923人、集中治療室 (ICU) 搬送517人

感染者は断続的に上昇しそうな気配。

死者は399人で、1日0〜10人前後で増加している。

ICU治療は1日10人前後のペース

また、17,578人の感染者のうち9,249人が治癒している (快復率60.9%)

CA州政府のガイドラインによると、経済活動規制の再導入を決定する6つの要因がある。

その一つが人口10万人当たりの感染者数。

症例が10万人当たり100人を超えて、それが数日間続いた時点で “赤信号” となる。

7月6日時点のSD郡の人口10万人当たりの感染者は136人だった。



(2020年7月16日号掲載)