牧田投手、這い上がる覚悟
2年目の今季はマイナーから
2019年2月16日
米大リーグ、パドレスとマイナー契約の牧田和久投手は2月14日、アリゾナ州ピオリアで招待選手として2年目のキャンプ初日を迎えた。
雨で短縮された全体練習を終え、 「這 (は) い上がる気持ちを持ってやっていきたい」 と覚悟を示した。
メジャーに移籍した昨季は27試合で防御率5.40に終わった。
マイナーとの昇降格を繰り返し、現在は3A (トリプルA) の立場だ。
オフに日本時代の映像を見返し、遠慮して捕手のサインに首を振らなかったことなどを反省。
「日本でやっていたスタイルを出していけたら」と思い描く。
サンディエゴで行った自主トレでは約2週間、ほぼ毎日ブルペンに入った。
「結果が全て」というオープン戦に向け、入念に準備してきた。
今年は隣接する施設を使うマリナーズに、プロ野球西武時代に同僚だった菊池雄星投手が移籍した。
牧田はメジャーでの調整の難しさを心配し「けがなく1年やってほしいし、彼なら絶対できると思う」とエールを送った。
(2019年3月1日号掲載)