NCAAバスケ、ゴンザガ大の八村
32得点の活躍、対USD戦
2019年2月8日
バスケットボール男子の全米大学体育協会 (NCAA) 1部でゴンザガ大 (ワシントン州スポケーン市) の日本人選手、八村塁 (はちむら・るい) は2月2日、スポケーンで行われたUSD戦に先発し、自己最多にあと1点と迫る32得点を挙げ、ゴンザガ大は85-69で勝った。
34分間出場した八村はファウルを受けながらシュートを決めたり、スチールからダンクにつなげたりするなど見せ場をつくった。
フュー監督も「相手は得点しづらいチーム。彼がやったことは決して簡単なことではない」とエースを称えた。
守備面でも7リバウンドと活躍。
相手エースとマッチアップし「3点シュートを決められたりしたが、攻撃でしっかりやり返した」と胸を張った。
身長201センチの八村はアフリカのベナン出身の父と日本人の母を持つ。
ゴンザガ大はAP通信が発表した今シーズン開幕前のランキングで同校史上最高の3位となった。
同大は米プロバスケットボールNBAのジャズで活躍した名選手ジョン・ストックトンなどを輩出してきた強豪校。
これまで以上に注目を集めるシーズンとなり、八村への期待は大きい。
(2019年3月1日号掲載)