2022年10月28日
カリフォルニア・ロット (California Lottery) のプレスリリースによると、今年4月30日に抽選が行われた「スーパーロットプラス」のジャックポット3,800万ドル (約55億7,000万円) を射止めた人物が10月27日に名乗り出て賞金を手にした。
クレーム期限は当選番号の発表日から180日以内という規定があり、まさしく10月27日が最終日だった。
幸運な当選者は1日遅れたら無効という結末を直前に回避したことになる。
当選チケットが売られたのは、SDダウンタウンとヒルクレストに挟まれたバンカーズヒル地区のセブン-イレブン店。
当選番号は3、15、21、35、46でメガ数は18。
クレームされた当選チケットは6つの数字と全て一致し、真正の当たり券であることが確認されている。
カリフォルニアロットは1985年に販売が開始されて以来、未請求の合計賞金だけで10億ドル以上 (約1,467億円) に達している。
カリフォルニア・ロットの未請求ジャックポット最高額は、2015年にロサンゼルス郊外のチャッツワースで販売された6,300万ドル (約92億円) のスーパーロットチケット。
その大当たり券もセブン-イレブン店で販売された。
当選券を主張する男性がクレームしたが認定されず、男性が州当局を訴えたところ、判事は原告が所有していた当たり券は本物ではないとの裁定を下している。
当選券をめぐっては、実際にデマやフォトショップで偽造された当選チケットが飛び交い、数限りないクレームが寄せられているのが実情という。
カリフォルニア州の未請求ジャックポット巨額トップ5は次の通り。
①6,300万ドル(8/8/2015)、②2,850万ドル(9/10/2003)、③2,600万ドル(11/14/2020)、④2,500万ドル(1/8/2000)、⑤2,000万ドル(10/11/1997)。
スーパーロットプラスの抽選は毎週水曜日と土曜日に行われる。
5つの数字とメガ番号が一致する確率は4,141万6,353の1。
*Picture: © Michael Vi / shutterstock.com
(2022年11月16日号掲載)