Thursday, 21 November 2024

SD市の最低賃金、時給$14にアップ SD市以外、25人以下の企業は$13

2021年1月2日

今年1月1日付けで、サンディエゴ市の最低賃金が時給13ドル (約1,340円) から14ドル (約1,440円) に引き上げられた。

サンディエゴ市の最低賃金アップは、2016年6月の住民投票で「時給引き上げ条例案」 (Prop. I) が可決された結果を受け、サンディエゴ市議会が承認し、2017年から毎年50セント単位で時給が引き上げられてきたが、昨年より規定に基づいて前年比1ドル増の措置が取られている。

州レベルでの最低賃金は、カリフォルニア州の場合、2016年4月に州議会が可決した「最低賃金引き上げ法」に則して、2017年1月に10ドルから10ドル50セントに、2018年1月に11ドル、2019年1月に12ドル、2020年1月に13ドル、今年1月に14ドルまで引き上げられ、昨年からカリフォルニア州の最低賃金とサンディエゴ市の最低賃金が同額になった。

カリフォルニア州法では改定賃金14ドルを従業員数26人以上の企業に適用し、従業員25人以下の小企業/零細企業は12ドルから13ドルになる。

サンディエゴ市条例には例外規定がなく、会社の規模にかかわらず、改定時給14ドルが市内の全経営者に義務化される。

サンディエゴ市を除く郡内の自治体では、カリフォルニア州の規定と同様に従業員25人以下の小企業/零細企業は13ドルになる。


(2021年1月16号掲載)