Saturday, 07 September 2024

SD郡の民家から大量の違法花火 独立記念日2日前に押収

2022年6月29日


サンディエゴ郡保安官事務所は7月2日、郡北部の一世帯用住宅から大量の違法花火を押収し、これらを所有していた21歳の男を逮捕したと発表した。


捜査当局によると、保安官代理がフォールブルック市内の一軒家を捜索したところ、花火の箱で埋め尽くされた車庫と物置を目撃。

ここ数日、近隣住民から「花火の音が聞こえる」との苦情が寄せられていた。

この保安官代理は違法花火の危険性をコミュニティに告知するチラシを配布していたという。


報告を受けた爆弾処理班の刑事が現場に到着し、捜査令状を提示して、FBIの爆弾処理技術者とともに敷地内の捜索を開始。

結果的に推定500ポンド (約230キロ) に及ぶ大量の爆発物を押収した。


「ガレージと小屋に集積された花火が爆発すれば、火災、負傷、物的損害につながる恐れが十分にあった」としている。


米国独立記念日の2日前に逮捕された男は、100ポンドを超える違法花火の所持と違法販売の罪に問われるという。


カリフォルニア州の自治体の中には、個人で使用する目的の「安全で健全な」花火所持を許可しているが、サンディエゴ郡内で爆発性を有する消費財を使用することは違法で、全面的に禁止されている。



*イラストはイメージ
 


(2022年7月16日号掲載)