2023年6月19日
サンディエゴ市警察 (SDPD) の報告によると、6月19日のジューンティーンス (奴隷解放記念日) を祝うイベントとして17日夜、SD市ロマポータル地区のリバティーステーションで開催された音楽祭で銃撃事件があり、1人が死亡した。
SDPDの監視指揮官によると、リバティーステーションに隣接するNTC公園で銃撃があったと、複数の911通報が午後7時前に入った。
SDPDは2人が撃たれたと地元メディアに伝えた。
現場に駆けつけた警察官によると、イベントに参加していた大勢の観客が現場から逃げ出す中、20歳の男性が上半身に少なくとも1発の銃撃傷を負っていたという。
サンディエゴ消防救急隊 (SDFD) が到着し、この男性を病院に搬送したが死亡が確認された。
被害者の身元は判明していたが、19日の時点では名前が公開されていない。
2人目の被害者も20歳の男性で、脚に銃撃傷を負い、救急車で病院に搬送されたが命に別状はなかった。
SDPDの殺人課刑事は銃撃事件に至った経緯は不明としている。
予備調査の段階における捜査当局の発表では、音楽祭に参加した観衆の間で口論が起こり、その直後に容疑者が拳銃を取り出し、複数の相手を撃ち、現場から立ち去ったとみている。
被害者が争いに巻き込まれたのか、容疑者に狙われたのか、無関係な通行人が銃撃に遭遇したのか、断言できないと述べた。
SDPD広報官によると、逃走した容疑者は暗い色の服を着た20代くらいの男だという。
*写真はイメージ
(2023年7月1日号掲載)