2022年8月2日
パドレスのダルビッシュ有投手は8月2日、自軍の本拠地ペトコパークでのロッキーズ戦ダブルヘッダー第1戦に先発登板し、6回/6安打/3失点で5シーズンぶりの2桁となる10勝目 (4敗) を手にした。
スコアは13-5だった。
ダルビッシュ投手は厳しい判定に苦労する場面もあり、2回に2ラン、4回にソロ本塁打を浴びたが立て直して10勝目をつかみ取った。
「(打線の援護もあり) しっかり勝てたのは良かった」「すごく嬉しいし、自信になる。
(チームで大型移籍があったが) なるべく気にせず、自分の仕事は投げること」と語り、2017年に10勝 (12敗) を挙げて以来、メジャーリーグ5季ぶりの2桁勝利を喜んだ。
チームはプレーオフでの戦いを見据えて大型トレードを敢行し、戦力を厚くした。
「そこで負けてしまうと、良くない時のパドレスみたいになってしまう」。
自身もトレードを経験したことがあるベテラン右腕は、終盤戦へ気を引き締めた。
パドレスはナショナル・リーグ西地区2位をキープ。
首位ドジャースに10ゲーム以上の大差をつけられているが、ワイルドカードレースに踏みとどまっており、プレーオフ出場の可能性を残している。
*写真は、ロッキーズとのダブルヘッダー第1試合に先発し10勝目を挙げたダルビッシュ投手 (8月2日=ペトコパーク)
*Picture:© MLB / San Diego Padres
(2022年8月16日号掲載)