Saturday, 22 February 2025

ダルビッシュ、古巣の球場で快投 球種多彩、投手戦制し6勝目

2022年6月15日

パドレスのダルビッシュ有投手は6月13日、2020年まで3年在籍した古巣カブスの本拠地リグリーフィールドで、移籍後初めて先発登板。

投げ慣れたマウンドで8回1失点の快投を披露し、投手戦を制した

「いろんな球をミックスした配球で8回を投げ切った感じ」。

多彩な球種で今季最長のイニングを投げ、6勝目 (3敗) を手にした。

カットボール主体スローカーブ伸びのある直球緩急をつけた

失点は2回にゴームズ選手に許したソロ本塁打のみ。

カブス打線に的を絞らせず、味方の打撃援護を待った。


スティール左腕投手との投げ合い。

7回で降板した相手に対し、ダルビッシュ投手は味方が3点を勝ち越した8回も続投した。

2死一、三塁のピンチを空振り三振で切り抜けると、雄叫びを上げた。


 1回、カブス時代に仲が良かったコントレラス選手への内角球が抜けて死球になった。

「彼だけには当てたくなかったが、真剣勝負ができて楽しかった」と古巣との対戦を心底楽しんだ。


ダルビッシュ投手は8月で36歳になる。

「(この年齢で) 野球をやめる人もいる中で、ここでまた投げる機会があるのは幸せなこと」と、感謝を忘れなかった。



*Picture:© MLB / San Diego Padres



(2022年7月1日号掲載)