ティフアナの日本食店経営者射殺　金庫から現金紛失、強盗殺人か

2021年5月15日

メキシコメのディアによると、ティフアナで5月13日、日本食店を経営する男性 (43) が何者かに銃で頭や胸を撃たれて死亡した。

男性の名前はヨシダ・タロウさんで、警察が国籍などの確認を急ぐとともに、強盗殺人事件とみて逃げた容疑者の行方を追っている。

報道や店のフェイスブックによると、ヨシダさんはティフアナで「ヨシ・ラーメン」２店舗を経営。

店のロゴには似顔絵や、日本とメキシコの国旗、名前の漢字とみられる「吉田太朗」の文字が書かれていた。

13日午前に開店準備で店舗を訪れた同僚が、ドアが半開きで防犯カメラが壊されているのに気付き、２階の部屋で椅子の上に倒れているヨシダさんを発見した。

金庫の扉が開いており、現金十数万円相当がなくなっていた。

警備員の話では、ヨシダさんが明け方に２人の男と出掛け、しばらくして３人で一緒に戻ったが、特に変わった様子や疑われるようなことはなかったという。


*写真はイメージ


（2021年6月1日号掲載）