2022年10月3日
大リーグのパドレスが今季レギュラーシーズン3試合を残してポストシーズン進出を決めた。
パドレスは10月2日に本拠地ペトコパークでのホワイトソックス戦で1-2と惜敗したが、同日にブルワーズが延長の末、マーリンズに敗れたことから、ワイルドカード出場が確定した。
試合途中の7回、パ軍のプレーオフ進出が知らされると、ボールパークに詰めかけた地元ファンが一斉に歓声を上げた。
パドレスのプレーオフ進出は、1984年、96年、98年、2005年、06年、20年に次いで7回目。
ペトコパークがオープンした2004年以降では4回目となる。
ワイルドカードは#3~#6の4チームが上位球団のホームで3試合を戦い、2勝した2チームがディビジョンシリーズに臨む。
NL#5シードのパドレスは#4シードのメッツとのワイルドカードシリーズを戦う。
パドレスのメルビン監督は、ワイルドカードの第1試合にエースのダルビッシュ、第2試合にスネル、第3試合にマスグローブの
投手三本柱を先発登板に当てる。
ダルビッシュ投手はメジャー初年の2012年にマークした自己最多に並ぶ16勝を挙げて調子は上々。
チームリーダーとしての役割を担っている。
9月は6試合に登板し、5勝1敗、防御率1.85、奪三振44の抜群の成績でNL投手部門の月間MVPに選出された。
試合後に仲間とシャンパンをかけ合ったダルビッシュ投手は「目標のポストシーズンに進むことができた。先発陣は調子が悪い時、良い時があったが、自分は幸運にも、ずっと良い状態を保つことができた。すごくうれしい」と満面の笑みだった。
(2022年10月16日号掲載)