2021年1月16日
大リーグ、パドレスがヤンキースからフリーエージェント (FA) になった田中将大投手を調査していると1月13日、メジャー公式サイトが伝えた。
パドレスは今オフ、ダルビッシュ投手、スネル投手のエース級をトレードで獲得したが、先発陣には負傷者を抱えており、さらなる補強の可能性がある。
プロ野球巨人の菅野智之投手 (巨人残留決定) がポスティングシステムによるメジャー移籍を目指した際にも獲得候補に挙がっていた。
同サイトは、田中投手をヤンキース入団時から指導していたロスチャイルド氏が昨季からパドレスの投手コーチを務めることもプラスに働くと指摘。
「質の高いイニングを稼げる先発を探すチームにとって、複数年契約を結ぶ有力な候補」と田中投手を評した。
メジャー残留か、日本球界復帰かに注目が集まる。
大リーグでフリーエージェントになっている田中投手と再契約するかどうかが注目されるヤンキースは、昨季首位打者のラメーヒュー内野手と6年総額9,000万ドル (約93億4,000万円)、サイ・ヤング賞 (最優秀投手賞) 2度受賞のクルバー投手と1,100万ドル (約11億4,000万円) の単年契約で合意した。
ヤンキースは今季の年俸総額を一定額以内に抑える方針とみられる。
2選手は高額な契約になる上、実績ある先発投手の加入となれば田中投手の去就への影響は大きそうだ。
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(2021年2月1日号掲載)