2021年2月16日
大リーグの本拠地が新型コロナウイルスのワクチン接種の会場となり、社会に貢献している。
メジャー公式サイトによると、全米計10球場で週に15万人以上が接種を受け、シーズンオフの野球場が有効活用されている。
レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークは大リーグで現存する最古の球場で、100年を超える歴史を持つ。
1日当たり1,250人の接種を目指す同球団のファンサービス部門の担当者は「長い歴史の中で最大の責務と言えるかもしれない」と意義を強調した。
新型コロナの検査会場として利用されてきたロサンゼルスのドジャースタジアムは全米最大規模のワクチン接種会場となった。
連日、車が長い列を作り、ロサンゼルス市のガーセッティ市長は「ワクチンはウイルスを打破し、収束への最も確実な道筋」と述べた。
ダルビッシュが加入したパドレスの本拠地ペトコパーク (*写真) では1日に5,000人以上を対象とする。
ニューヨークのヤンキースタジアムは無休で稼働中だ。
大リーグ以外でも、バッカニアーズのスーパーボウル制覇で幕を閉じたプロフットボールNFLがスタジアムを提供している。
グッデル・コミッショナーは「ワクチン普及のために、役割を果たしたい」との声明を出した。
*写真はペトコパークで順番を待つワクチン接種希望者を乗せた車の列
*2月18日現在、ペトコパーク会場はワクチン供給量調整のため予約受付を中止している。再開日要チェック。
*2月24日現在、ワクチン接種の順番と予約状況をチェックする MyTurn.ca.gov サイトは休止中。要チェック。
Photo:© Simone Hogan / shutterstock.com
(2021年3月1日号掲載)