2021年6月21日
ゴルフの全米オープン選手権は6月20日、ラホヤのトーリーパインズGC (パー71) で最終ラウンドが行われ、26歳のジョン・ラーム (スペイン) が5バーディー、1ボギーの67で通算6アンダー、278に伸ばし、6位から逆転でメジャー初優勝を果たした。ラームの米ツアー通算勝利は6回目。
松山英樹は54位から4バーディー、1ボギーの68、星野陸也は31位から3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71で回り、ともに通算3オーバーの26位だった。
ルイ・ウェストヘーゼン (南アフリカ) が1打差の2位。
3打差の3位にハリス・イングリッシュ、4位にブルックス・ケプカ (ともに米国) ら3人が入った。
全米プロゴルフ協会 (PGA) 主催によるUSオープンはゴルフの4大メジャートーナメント大会の一つとして知られ、毎年開催地を変えて6月中旬に行われる。
最終日を父の日 (6月第3日曜日) に定めている。
大会の特徴として全米各地で1次と2次の予選があり、最終予選で勝ち残ったプレーヤーが出場資格を得られるという意味から「全米オープン」の名が付いた。
第1回大会が1895年という長い歴史を持つ。
今年のUSオープンはラホヤのトーリーパインズ・ゴルフコース (サウスコース) で開催。
サウスコースにとって3回目のUSGA選手権であり、全米選手権の開催は2008年以来、13年ぶり2回目となった。
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(2021年7月1号掲載)