Saturday, 07 September 2024

ダルビッシュ7勝目、11奪三振 メジャー最速1,500三振を記録

2021年6月21日

パドレスのダルビッシュ有投手が6月21日、ペトコパークでのドジャース戦に先発し、6回を1本塁打など2安打1失点、11三振1四球で7勝目 (2敗) を挙げた。

1回一死から3回二死までの7連続三振は圧巻だった。

メジャー史上最速の通算1,500奪三振も記録した。

これまでメジャー最速1,500奪三振記録を保持していたのは206試合目で達成したランディ・ジョンソン氏。

ダルビッシュ投手は9試合上回る197試合目で到達

また、ダルビッシュ投手はこのゲームでメジャー通算78勝目をマークし、田中将大投手 (前ヤンキース、現日本プロ野球・楽天) と並ぶ日本投手歴代3位となった。

パドレスは6-2で勝利。連勝を5に伸ばし、43勝32敗とした (6月21日時点)。

大リーグ機構 (MLB) は、一部投手が球の回転数を上げるため粘着物質を不正使用している疑惑を受け、6月21日の公式戦から取り締まりを強化し厳格化した罰則の適用を開始。 

審判員は先発投手に対し、登板中にボールに異物が付着していないか複数回チェックし、救援投手はイニング終了時か降板時に確認を受けた。

違反者には退場処分と、10試合の出場停止処分が科されることになった。



(2021年7月1号掲載)