車両盗難で行方不明の愛犬2匹　SD市内、世界最速記録の保持犬

2022年12月10日

サンディエゴ市エルセリート地区にあるスポーツジムの駐車場で12月6日、車両盗難が発生し、車内にいたフレンチブルドッグとボストンテリアの兄妹犬2匹も姿を消した。

飼い主が車のエンジンをかけたまま、ジム内のトイレを使用して戻ると、愛犬を乗せていた自分の車がなくなっていたという。


飼い主は地元メディアに対し、行方不明となったフレンチブルドッグの名は「ウィンストン・ボルト」で、口元に灰色の毛があり、足が長く、ストライプの虎毛が特徴、ボストンテリアの「ゼナ」は黒と白のツートンカラーで、左右の目が青と茶の色違いだと説明した。


ウィンストン・ボルトは移動速度の世界最高記録 (時速27マイル) を達成した「史上最速のフレンチブルドッグ」の称号を保持している。


その後、サンディエゴ市内のウォーターフロントパークやダウンタウンで似ている犬を目撃したという情報が数件寄せられたが、特定には至らなかった。


飼い主は愛犬2匹の居場所を探し出そうとして、私立探偵を雇う資金を確保する目的からクラウドファンディングのGoFundMeを立ち上げた。

「私立探偵を雇用する前に、私が犬を見つけた場合、GoFundMeの寄付金は全額返金します。皆さんの支援に大変感謝しています」と語った。


*イラストはイメージ


（2023年1月1日号掲載）