2021年12月10日
サンディエゴ郡空港公団 (SDCRAA) は、サンディエゴ国際空港 (SAN) とオールドタウン・トランジットセンター (サンディエゴ・オールドタウン駅) を結ぶ無料の電気シャトルバス「サンディエゴ・フライヤー」の運行を11月21日から開始した。このサービスは、エアコン、荷物棚、スロープを装備した2019年製エンデラE-450電気自動車シャトル6台で提供されている。
無料バスはオールドタウン・トランジットセンターから毎日平均20~30分ごとに運行され、サンディエゴ国際空港ターミナル1を経由して約18分でターミナル2に到着する。
サンディエゴ・トロリー、コースター/アムトラック列車、MTSバスのスケジュールに合わせて、始発は午前4時45分、終発は午前12時30分となっている。
郡空港公団のCEOキンバリー・ベッカー氏は「サンディエゴ・フライヤーはSD国際空港とオールドタウン・トランジットセンターを連続的な運行スケジュールで結び、空港利用の至便性を高めている。
エアライン利用客が急増する年末年始のホリデーシーズンこそ、この無料送迎サービスの真価が発揮される」と語った。
新たな輸送サービスを提供しているシャトルバスは、薄いオレンジ色の車体に飛行機のアイコンが描かれ、バスの側面には「Flyer」の文字とサンディエゴ国際空港のロゴ「SAN」を入れるなど、一目で分かるようになっている。
シャトルバスは、オールドタウン・トランジットセンター、ターミナル1 (所要時間13分)、ターミナル2 (所要時間18分) に停車する。
また、サンディエゴ国際空港の各ターミナルに設置されたトランスポーテーション・アイランドで利用客の送迎を行う。
空港当局は停留所や運行間隔を再評価し、必要に応じてスケジュールを調整するという。
*サンディエゴ・フライヤーの詳細は www.san.org。
Picture:© 2021 San Diego County Regional Airport Authority
(2022年1月1日号掲載)