コロナワクチン有効性95% ファイザー最終結果、実用化近づく

2020年11月29日

ジョンズ・ホプキンス大が11月29日に発表した統計によると、世界の新型コロナウイルス感染者数は6,267万人に達した。

米国が1,337万人を超える勢いで最も多く、インド約940万人、ブラジル約630万人、フランス約230万人、ロシア約225万人と続く。

世界の死者は約145.8万人に達し、米国が約26.7万人で最多

ブラジル約17.3万人、インド約13.7万人、メキシコ約10.5万人となっている。

一方で、ワクチンに関しては朗報が伝わってきた。

米製薬大手ファイザーは11月18日、開発中の新型コロナウイルス感染症のワクチンについて、発症を防ぐ有効性が95%だったとする臨床試験の最終結果を発表した。

安全性にも深刻な懸念はみられなかったとし、数日中に米食品医薬品局 (FDA) へ緊急使用許可を申請する。

有効性は性別や年代、人種で一様で、66歳以上の高齢者でも94%より高い有効性を確認したという。

倦怠感や頭痛などの副反応が報告されたが、4%未満だとしている。

FDAが緊急使用許可の申請に必要としている被験者の経過観察の条件も満たした。

また、米バイオテクノロジー企業モデルナは11月16日、開発中の新型コロナウイルス感染症のワクチンについて、発症を防ぐ有効性が94.5%だったとする暫定的な臨床試験の結果を発表した。

安全性の深刻な懸念も見られないとし、近くFDAに緊急使用許可を申請する。

欧米メーカーのワクチンの中で、臨床試験の最終段階で有力な結果が示されたのは2例目で、実用化が近づいていることを印象づけた。

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(2020年12月1日号掲載)