米移民ビザ発給に経済条件
トランプ政権、反発必至
2019年10月6日
ホワイトハウスは10月4日、米国への移住希望者に対し、入国後の医療保険の支払い能力を査証 (ビザ) 発給の条件とする新たな移民規制の措置を11月3日から始めると発表した。
トランプ大統領が文書に署名した。
新たな規制への反発が高まるのは必至だ。
8月には永住権 (グリーンカード) 取得にも経済的条件を加えるなどの移民規制を発表。
10月15日から実施するとしているが、カリフォルニア州などが違法性を主張、各地で裁判が続いている。
来年の大統領選で再選を目指すトランプ氏は保守層にアピールするため、治安悪化や暴力から逃れて難民申請する移民への規制策を強化している。
今回の措置には、自らのウクライナ疑惑の弾劾調査から注目をそらす狙いもあるとみられる。
トランプ大統領が文書に署名した。
新たな規制への反発が高まるのは必至だ。
8月には永住権 (グリーンカード) 取得にも経済的条件を加えるなどの移民規制を発表。
10月15日から実施するとしているが、カリフォルニア州などが違法性を主張、各地で裁判が続いている。
来年の大統領選で再選を目指すトランプ氏は保守層にアピールするため、治安悪化や暴力から逃れて難民申請する移民への規制策を強化している。
今回の措置には、自らのウクライナ疑惑の弾劾調査から注目をそらす狙いもあるとみられる。
(2019年11月1日号掲載)