ドミンゴ氏、総監督辞任
セクハラ疑惑でLA オペラ
2019年10月5日
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ドミンゴ氏は疑惑を一貫して否定しているが、各地で出演中止が相次いでおり、影響がさらに広がる可能性もある。
同氏については2020年東京五輪・パラリンピックの公式文化プログラムでの公演が予定されている。
ドミンゴ氏は「世界3大テノール」として知られるオペラ界のスーパースター。
ロサンゼルス・オペラには1980年代の創設時から関わり、2003年に総監督就任。
多くの作品を手掛けるとともに出演し、同オペラの名声を高めたことで知られる。
疑惑は8月にAP通信が報じた。
これまでに女性歌手やダンサーなど30人以上が被害を告発。
1980年代から被害が始まったとされ、ロサンゼルス・オペラが内部調査を進めている。
フィラデルフィア管弦楽団やニューヨークのメトロポリタン歌劇場 (MET) などが同氏の出演中止を決めた。
(2019年11月1日号掲載)