香港地図アプリ提供停止
アップル、中国反発で
2019年10月11日
AP通信によると、アップルは10月10日、スマートフォン「iPhone (アイフォーン)」向けの地図アプリ「HKマップ ライブ」の提供を停止した。
香港の抗議活動で、警察の動向を把握するのに同アプリが使われているとして中国共産党系メディアが批判していた。
APによると、このアプリでは、香港警察の位置情報や催涙ガスの使用状況などを利用者が投稿して地図上で共有できる。
アップルは声明で、同社のアプリ販売市場「アップストア」から削除したと表明。
アプリが「警察を標的にしたり待ち伏せしたりするために使用され、公共の安全を脅かした」ためで、同社の規定や現地の法律に違反したとしている。
中国共産党機関紙、人民日報 (電子版) は10月8日、同アプリについて「交通情報を提供するという名目で実際は警察の動向を知らせ、違法活動を行いやすくしている」と非難した。
香港の抗議活動で、警察の動向を把握するのに同アプリが使われているとして中国共産党系メディアが批判していた。
APによると、このアプリでは、香港警察の位置情報や催涙ガスの使用状況などを利用者が投稿して地図上で共有できる。
アップルは声明で、同社のアプリ販売市場「アップストア」から削除したと表明。
アプリが「警察を標的にしたり待ち伏せしたりするために使用され、公共の安全を脅かした」ためで、同社の規定や現地の法律に違反したとしている。
中国共産党機関紙、人民日報 (電子版) は10月8日、同アプリについて「交通情報を提供するという名目で実際は警察の動向を知らせ、違法活動を行いやすくしている」と非難した。
(2019年11月1日号掲載)