Tuesday, 08 October 2024

大リーグ、3地区再編案を協議

6月末にも開幕、無観客実施か

2020年4月30日

大リーグ機構 (MLB) は新型コロナウイルスの感染拡大のため開幕を延期している今シーズンに関し、全30球団を東西、中3地区の各10球団に再編して開催する案を協議していると4月28日のUSAトゥデー (電子版) が報じた。

6月下旬か、遅くても7月2日までに開幕し、各球団の本拠地で無観客により最低100試合の実施を目指しているという。

提案では従来のア、ナ両リーグを解体。東は田中が所属するヤンキース、筒香のレイズ、山口のブルージェイズ、西は大谷のエンゼルス、菊池と平野のマリナーズ、中はダルビッシュのカブス、前田のツインズ、秋山のレッズなどに区分けする。

ブレーブスが中、パイレーツが東に入れ替わる以外は昨季までの両リーグでの地区と同じ。

移動を抑制するため、対戦は同地区内に限定する。

かねて今季開催ではアリゾナ州のみ、アリゾナ、フロリダ両州、テキサス州を加えた3州の3つのプランが浮上していた。

MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏は開幕の条件に「選手やファンにとって安全に試合ができ、感染が悪化しない」ことを挙げている。


(2020年5月16日号掲載)