入試不正、女優に禁錮14 日
罰金3 万ドルも、連邦地裁
2019年9月15日
マサチューセッツ州の連邦地裁は9月13日、ブローカーの手引きで娘を大学入試で不正に合格させたとして詐欺罪などに問われた米女優のフェリシティ・ハフマン被告 (56) に、禁錮14日と罰金3万ドル (約320万円) などの刑を言い渡した。
米メディアが伝えた。
ハフマン被告ら裕福な親たちが、子供を多くの有名大学に不正入学させていた事件は、連邦地検の捜査で3月に発覚した。
計51人が訴追され、有罪判決を受ける親はハフマン被告が初めて。
事件発覚後、ハフマン被告の娘は入学許可を取り消された。
被告は起訴事実を認め、この日の法廷で涙ながらに「私は愚かだった」と述べ、謝罪した。
被告はブローカー側に15,000ドルを支払って、娘の試験の解答を書き換えさせるなどした。
ハフマン被告はABCのテレビドラマ「デスパレートな妻たち (Desperate Housewives)」などに出演した。
(2019年9月16日号掲載)