Friday, 12 July 2024

マンモスの骨、大量発掘

マンモスの骨、大量発掘

メキシコ、狩猟用の罠も

2019年11月13日

メキシコ国立人類学歴史研究所は11月11日までに、首都メキシコ市北方のトゥルテペックで、大昔に絶滅したマンモスの頭蓋 (がい) 骨や、顎 (あご) の骨など約820個の骨を発掘した。

ヒトが狩猟用の罠 (わな) として作った穴の中で見つかり、少なくとも14頭分に上る。

研究所は、狩猟用の穴の中で見つかったマンモスの骨としては最大規模だとし「非常に重要な発見だ」と主張している。

埋め立て工事の現場で見つかった今回の穴は2つあり、長さ約25メートル、深さ約1.7メートル。

約15,000年前に作られたとみられるという。

周辺には他にも複数の狩猟用の穴が存在した可能性があり、研究所は解明に意欲を示した。

米メディアなどによると、当時の狩猟は30人前後の集団で、松明 (たいまつ) や木の枝などで獲物を大きな穴に追い込み、死ぬのを待つという方法だったと推定されている。

大型哺乳類のマンモスは広範囲で生息し、約1万年前に絶滅したとされる。

ロシア東シベリア・サハ共和国で見つかった冷凍標本のDNAを使って、クローンを作る研究も各国で行われている。

*写真はイメージ


(2019年12月1日号掲載)