トランプ氏、郵送投票反対
2020年4月5日
トランプ大統領は4月3日の記者会見で、11月3日に予定される大統領選について「実施される」と述べ、延期すべきではないとの考えを示した。
新型コロナウイルスの感染拡大で、民主党の候補者選びでは郵送投票に切り替える州が増えているが、トランプ氏は本選では「不正が起きる。身分証を見せて投票所で投票すべきだ」と繰り返した。
大統領選の期日は連邦法で定められており、変えるには議会手続きが必要になる。
感染拡大で、トランプ氏が一方的に変更を試みるのではないかとの臆測もあった。
民主党候補指名争いは、新型コロナ問題で多くの州が予備選期日を延期している。
外出禁止令を出しているウィスコンシン州では、エバーズ知事 (民主) が当初「民主主義の重要性」を説いて4月7日の投票実施を進めたが、感染者急増で方針転換。手続きを一部省略した完全郵送投票への移行を承認するよう州議会に求め、共和党が主導権を握る州議会が拒否し、宙に浮いた状態となった。
7日までに州議会が延期を決めるか、裁判所が延期の判断を示さなければ直接投票が実施される。
(2020年4月16日号掲載)
新型コロナウイルスの感染拡大で、民主党の候補者選びでは郵送投票に切り替える州が増えているが、トランプ氏は本選では「不正が起きる。身分証を見せて投票所で投票すべきだ」と繰り返した。
大統領選の期日は連邦法で定められており、変えるには議会手続きが必要になる。
感染拡大で、トランプ氏が一方的に変更を試みるのではないかとの臆測もあった。
民主党候補指名争いは、新型コロナ問題で多くの州が予備選期日を延期している。
外出禁止令を出しているウィスコンシン州では、エバーズ知事 (民主) が当初「民主主義の重要性」を説いて4月7日の投票実施を進めたが、感染者急増で方針転換。手続きを一部省略した完全郵送投票への移行を承認するよう州議会に求め、共和党が主導権を握る州議会が拒否し、宙に浮いた状態となった。
7日までに州議会が延期を決めるか、裁判所が延期の判断を示さなければ直接投票が実施される。
(2020年4月16日号掲載)