ファイザー、ワクチン大規模治験開始 モデルナの最終段階にSD市民参加

米製薬大手ファイザーと、ドイツのバイオテクノロジー企業ビオンテックは7月27日、共同開発中の新型コロナウイルス感染症のワクチンについて、3万人を対象にした大規模な臨床試験 (治験) を始めたと発表した。


米国で開始後、アルゼンチン、ブラジル、ドイツなど世界の約120の医療機関で実施する方針。

18~85歳のボランティアに2回投与し、安全性と、感染や発症の予防に有効かどうかを評価する。

半数は比較のため偽薬を接種する。


順調なら10月にも米食品医薬品局 (FDA) の緊急使用許可の審査を受け、年末までに最大1億回分、来年末までに13億回分の製造を目指すとしている。


米バイオテクノロジー企業のモデルナも7月27日、開発中のワクチン治験で最終段階に入った。

治験者は3万人を予定しており、米国内30州とワシントンDCを含む87か所で試験場が設置されている。

SD郡は3か所 (SD、ラホヤ、ラメサ) に設けられ、治験参加登録者は1,000人を超えるとみられている。


7月29日現在、世界で開発中の新型コロナウイルスワクチンは約170種を数える。


(2020年8月16日号掲載)