2021年3月23日
ジョンズ・ホプキンス大の集計 (3月22日) によると、世界全体の感染者数は約1億2,300万人。
最多国は米国で3,000万人に近づいている。
世界全体の死亡者は約270万人。
国別では米国の約55万人が最多となっている。
米疾病対策センター (CDC) の集計によると、米国の新型コロナウイルスワクチンの総接種回数が3月半ばに1億回を突破した。
バイデン大統領は1月の就任後に接種のペースを加速させると意欲を示していた。
米国では昨年12月、2回接種の米ファイザー製と米モデルナ製のワクチン接種を開始。
今年2月末には接種が1回で済む米ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンも実用化した。
CDCによると、3月中旬までに少なくとも1回接種した人は人口の約20%に当たる6,600万人弱で、必要な回数の接種を終えた人は人口の約10%の3,500万人に上ったという。
バイデン氏は3月11日の国民向け演説で、65歳以上で1回以上接種した人の割合が 「就任時には8%だったが、現在は65%近くになった」と伝えた。
バイデン政権の新型コロナ対策チームによると、7日間の平均で1日当たりの接種回数は大統領就任時の89万回から最近は220万回に増えた。
ホワイトハウスは接種加速のため、ワクチンを接種する要員を拡大する方針で、歯科医や獣医師のほか、専門家の監督下にある医学生や看護学生にも広げる構えだ。
カリフォルニア州公衆衛生局は3月22日の集計で、州内の感染者は約355万人、死亡者は約5万6,000人と発表した。
州当局はCOVID-19パンデミック時のビジネス制限を規定した「Blueprint for a Safer Economy」の中で、各郡のランキングを毎週火曜日に更新している。
州内の低所得者層への新型コロナワクチン接種数が200万回に達したため、3月16日 (3月第3週の火曜日) に『青写真』 を修正。
3月17日からサンディエゴ郡は4つに色分けされた「ビジネス制限レベル」が1段階緩和され、最も厳しく制限された「紫」 (Tier1) から「赤」 (Tier2) に戻った (昨年11月以来4か月ぶり)。
「赤」 の段階に移行すると、屋内の飲食店や映画館は25%または100人のどちらか少ない方の収容人数で営業できる。
ジムは屋内で10%まで。
博物館、動物園、水族館は屋内で25%まで。
ショッピングセンター内の小売店は25%から50%に収容人数を増やすことができる。
学校区は免除措置を求めることなく再開可能になる。
高等教育機関も25%または100人のいずれか少ない数の収容人数で、屋内での直接指導を再開できる。
また、屋外でのライブイベントは20%の収容が認められることから、4月1日のパドレスの開幕戦には、ペトコパークに集まるベースボールファンの姿が見られそうだ。
サンディエゴ郡保健福祉課発表の3月22日統計によると、郡内の累計感染者数は約26万8,000人。
累計死亡者数は約3,500人。
1日の新規感染者数が1,000人を切る日が1か月間以上続くなど (100人台も4日)、好転の兆しも感じられるが、感染力の強い新変異株への警戒を緩めることはできない。
*ワクチン接種場所の確認と事前予約は vaccinationsuperstationsd.com。
* myturn.ca.gov に登録して基本情報を入力するとワクチン接種の順番確認と予約可。
(2021年4月1日号掲載)