米人の新型コロナ感染率6割か、死者100万人突破 SD郡の症例数増加、前週比1,000人超のペースに

2022年5月5日

米疾病対策センター (CDC) は4月26日、米人/米国在住者の約6割が、少なくとも一度は新型コロナウイルスに感染しているという見解を発表した。

このデータ分析に基づくなら、新型コロナウイルスの感染者数は公表されている数字の約2.3倍に膨れ上がる計算になる。


また、NBCニュースがまとめたデータによると、新型コロナウイルスによる米国内の死者が5月2日に100万人を突破した。

Covid-19による犠牲者が世界最多の米国とはいえ、パンデミック開始時期には到底予測できなかった規模だ。

2位はブラジルで66万人強、3位はインド52万人強、4位はロシア36万人強、5位はメキシコ32万人強。


100万人は米国で10番目の都市であるカリフォルニア州サンノゼ市の人口に匹敵し、国内で最初の感染者が確認されてから27か月という驚くべきスピードで到達したことになる。

新型コロナウイルス関連の死者数はここ数週間で減少しているものの、全米統計によると、1日平均約360人が亡くなっている。


ホワイトハウスの前Covid-19対策コーディネーター (調整官) 前任者、デボラバークス博士は5月1日、CBSテレビのインタビューで「米国は夏季を迎え、南部州で新型コロナ患者が急増する可能性に備えるべき」「冬季北部州での増加に警戒しなくてはならない」と語った。

さらに、バークス博士は「感染の急増パターンは46か月間隔がある。この時期になると、自然免疫力が大幅に低下する。感染拡大の波が再発生するサイクルを示している」と述べた。

同博士の警告は、オミクロン株の派生型「BA.2」亜種の拡散を受けて出されており、南アフリカでの「BA.4」と「BA.5」出現も気になるところ。


バイデン大統領の最高医学顧問であり、国立アレルギー感染症研究所長のアンソニーファウチ博士は「米国でのパンデミックは終わっていない移行期にある。私たちが迎えているのは、パンデミックの異なる段階だ。誤解しないように」と宣言し、米国民に警戒を怠らないよう念を押した。


また、英製薬大手グラクソ・スミスクラインのチームが「新型コロナで陽性になった50歳以上は、痛みを伴う皮膚疾患である帯状疱疹 (shingles) の発症リスクが高まる可能性がある」と発表。

その研究結果を米医学誌に掲載している。


サンディエゴ郡保健福祉課は5月5日、過去3日間で新型コロナ感染者1,926人死者6人を確認したと報告。

先々週の感染症例2,977件に対し、先週は4,110件と上昇。

陽性率5.2%で、先月同時期より1.5%以上増加した。


カリフォルニア州当局の5月5日付けデータによると、サンディエゴ郡の入院者数は4人増えて104人

入院患者のうち、集中治療室 (ICU) で治療を受けているのは13人で、前日と同じ人数。

郡全体の病院の空きベッド数は15床減少し、262床となった。


郡当局が発表した統計では、5歳以上のサンディエゴ郡の約295万人 (93.7% ) が少なくとも部分接種を、約261万人 (83.1%) が完全接種を終了。

さらに、対象となる2,252,277人のうち、1,310,571人 (58.2%) の住民がブースター接種を済ませた


ワクチン接種の予約とロケーション確認は myturn.ca.gov (カリフォルニア州公衆衛生局)、または coronavirus-sd.com/vaccine (サンディエゴ郡保健福祉課) へ。



(2022年5月16日号掲載)