Thursday, 19 September 2024

トニー・グウィン氏死去

野球殿堂入り トニー・グウィン氏死去

パウェー市議会が栄誉顕彰を検討

2014年7月16日


honer gwynn6月16日に唾液腺がんのため54歳で死去した、米大リーグ、サンディゴ・パドレスの元右翼手、トニー・グウィン氏の栄誉を顕彰する準備がパウェー市議会で進められている。

パウェーは故グウィン氏が家族と約30年間住んでいた町。

 
ドン・ヒギンソン市長は7月15日、パドレス一筋で1982年から20年間現役生活を続け、1994年に3割9分4厘の4割に近い打率を記録するなど、ナ・リーグ首位打者を8度獲得した (通算打率3割3分8厘 / 3,141安打) 故グウィン氏の功績を称える方法を検討していると語った。

市議会では、I-15からパウェー市中心街に通じる Ted Williams Parkway を故グウィン氏の名前に変更する案が出ているが、今後、公聴会を開いて具体案を煮詰めるという。


Ted Williams Parkway は州道であり、改称する場合は州議会で審議される必要がある。

他案としては、パウェー高校近くの Titan Way の改称、同高校野球部グラウンドあるいは複数のソフトボール球場を備えた Aubrey Park の改名などが挙げられている。

 
故グウィン氏は2001年にメジャーリーガーを引退し、2007年に野球殿堂入りを果たした。

死去するまでサンディエゴ州立大 (SDSU) の監督として大学生の指導にあたっていた。



(2014年8月1日掲載)