レノンのギター、ビバリーヒルズで11月競売
46年前にサンディエゴで売却、鑑定で判明
2015年6月9日
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ビートルズの主力メンバーだったジョン・レノン (1940-80) がヒット曲を作曲する際に使用し、半世紀以上も行方不明になっていた愛用ギターが今年11月6日~7日にビバリーヒルズで競売に掛けられる。
落札価格は60万~80万ドル (約7500万~1億円) と予想されている。
競売会社「ジュリアンズ・オークションズ」が6月8日に発表した。
ジョン・レノン愛用のギターは1962年製の「ギブソンJ-160E」で、『抱きしめたい』『オール・マイ・ラビング』などのヒット曲を作曲するのに使われた。
1963年12月に英国ロンドンで行われたコンサート後に紛失し、以来51年間、行方不明のままになっていた。
米メディアによると、1969年にカリフォルニア州の男性がサンディエゴで1台のギターを購入したが、昨年、専門家に鑑定してもらうまでレノンのギターだということを知らなかったという。
ギターは6月13日~29日、テキサス州オースティンのリンドン・B・ジョンソン記念図書館で、7月2日~9月7日、ロサンゼルスのグラミー博物館で展示される。
これらの展示会を経て、11月2日~6日にジュリアンズ・オークションズで公開される。
(2015年7月1日号掲載)