パドレス牧田和久投手
「不本意な1年目」
2018年10月1日
パドレスの牧田和久投手は9月29日のダイヤモンドバックス戦に中継ぎとして登板し、2回無失点だった。
「自分のボールを投げられた。シーズン前半は雰囲気にのまれていたが、今は余裕を持って投げられている」と明るい表情を見せた。
相性が悪い左打者に対し、初球に100キロに満たないカーブを投じたり、配球で高低を使ったりして2三振を奪った。
「高めの真っすぐは通用したし、低めの変化球も振ってくれた」と来季に収穫を強調した。
今季最終戦となる翌30日のダイヤモンドバックス戦での登板はなかった。
米球界1年目の今季はメジャーとマイナーを何度も行き来し、27試合の登板で0勝1敗、防御率5.40。
地区最下位に終わったチームとともに不本意な結果となり「メジャーのレベルの高さを思い知らされた」と振り返った。
一方で「マイナーに行くことで勉強をさせてもらった。野球人生の中でプラスになった」と言う。
11月で34歳。
契約最終年となる来季へ「年齢もあるし、疲労はたまりやすくなる。オフに自分の弱い部分を鍛えたい」と巻き返しを期していた。
(2018年10月16日号掲載)